ブルガリの腕時計はハイファッションブランドの中では「まだ良心的な」価格設定だとも考える
さて、ブルガリの腕時計におけるアイコンのひとつ「アルミニウム」。
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ブルガリは「ブルガリ ブルガリ」「ディアゴノ」など特徴的なシリーズを発売していますが、このアルミニウムは中古市場でもとりわけ安価で購入でき、38ミリであれば(自動巻きであっても)10万円以下という破格の安値で販売されています。
そんなブルガリ アルミニウムにつき、今回41ミリケースとして最新シリーズがいくつか加わり、これらは「ブルガリ アルミニウム クロノグラフ(638,000円)」、「ブルガリ アルミニウム カプリ(限定モデル、660,000円 / 456,500円)」、「ブルガリ アルミニウム GMT(478,500円)」の3モデルにて構成されます。
ブルガリ アルミニウムはこんな腕時計
このブルガリ アルミニウムは1998年に登場していて、文字盤はもちろん、ケースやブレスレットのコントラストが鮮やかな腕時計であり、ラグジュアリースポーツを代表する腕時計の一つだと言えるかもしれません。
「アルミケース」「ラバーブレス」を採用する斬新な作りを持ち(当時は本当に斬新だった)、他のブルガリの腕時計同様、ひとめで「ブルガリである」とわかることから大きな人気を集めています。
ブルガリというネームバリューの割には比較的安価ということもあり、相当数が市場に出回っていますが、腕時計好きが購入するというよりはファッションアイテムとして購入されることが多く、そのため日常的に酷使されたり丁寧に扱われていないことが少なくはないようで、よって中古品の程度も「箱や保証書なし」「傷や凹みあり」が多いものの、それさえ気にせず「安価でイバリのきく腕時計」を求める場合には非常に優れる選択肢です(エルメス、ティファニー、シャネル等ハイブランドの腕時計に比較してもお買い得感、目立ち度が高いと考えている)。
ブルガリ アルミニウム新作はこんなラインアップとなっている
そこで今回発表されたブルガリ アルミニウムの新作を見てみたいと思いますが、まずは定番の「ブルガリ アルミニウム ウォッチ(103868、638,000円)」。
ケース径は41ミリ、自動巻き(マニファクチュール、Cal.BVL381)、パワーリザーブは42時間というスペックが与えられ、しかし第1世代からほぼ変わらぬデザインを持ちますが、それはつまり「それだけ初代のデザインが優れていたから」だと考えることも可能です。
ただし今回のニューモデルではブラックダイヤルそしてチタニウム製リューズなどのアレンジも加えられており、細部が現代風にアップデートされているようでもありますね。※従来同様のホワイト文字盤 / エキゾチックダイヤルも後に追加されるようだ
そしてこちらは「ブルガリ アルミニウム カプリ 限定モデル(クロノグラフ、103844、1,000本限定、660,000円)。
ケース径は40ミリ、そして珍しいブルーのストラップを持っています(構造上、インターチェンジャブルを採用するのは難しそうだ)。
なお、ブルーのストラップというのはこれまでのブルガリ アルミニウムにも存在したものの、このグラデーション文字盤はぼくの知る限りでは「初」だと思います。
クロノグラフ針、スモールダイヤルの針にはイエローが使用されており、なかなかにオシャレな仕様。
そしてこちらは「ブルガリ アルミニウム カプリ 限定モデル(3針モデル、456,500円)。
もちろん上のクロノグラフともども、イタリアのカプリ島をイメージしたデザインがなされます。
やはりケースサイズは40ミリ、そして機械式マニュファクチュールムーブメント(Cal.BVL77)を搭載して1,000本のみが生産されます。
クロノグラフも良いですが、3針モデルのほうがグラデーション面積が広く、より美しい表情を持っていると思います、
最後は「ブルガリ アルミニウム GMT ウォッチ(478,500円)。
他のブルガリ アルミニウムに比較すると「ブルガリっぽさ」が薄れるものの、機械としての魅力や美しさにおいてはこちらのほうが優れるかもしれません。
加えて、スポーティな雰囲気があり、身に付けていても「いやらしさ」がないかもしれませんね。
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